30 4月 2019

鈴木槙吾インタビュー「気持ちが拳に乗れば相手は倒れる」

2019年5月17日(金)、後楽園ホールにて行われる令和初のラウェイ日本大会『LETHWEI IN JAPAN 12 〜勇者の証〜』。この大会に第8代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト・鈴木槙吾が初参戦する。MMAの舞台で幾多の強豪と闘ってきた鈴木は何故、ラウェイ参戦を決めたのか−−−。

『断る理由は無いですよね、面白そうですもん(笑)』

2015年にはパンクラス王座を獲得した鈴木槙吾。格闘技とどう向き合ってきたのか。そして、地上最も過激と言われるラウェイへの参戦を決めた経緯とは。

「強くなるために何か他の選手と違うところをしてきたっていうことはないと思います。練習嫌いなんで(笑)サボりたい(笑)。ただ、格闘技のことが好きなので見たり、考えたり、頭の中で格闘技のことを考える時間は多いかもしれません。」

「今年2月にプロレスデビューをして(SUGI ・15周年記念興行:後楽園ホール大会)、そのあとプロレス関係者を通じてラウェイに興味はないか?ということでオファーをしていただいたという流れです。即答で参戦を決めました。」

「断る理由は無いですよね、面白そうですもん(笑)」

『プロとして気持ちが見える試合を』

ラウェイ参戦を決めたときの周囲の反応や、本人の格闘技観は。

「(周りからは)まず、『大丈夫?』『怖くない?』みたいな反応が一番多かったですね(笑)。でもボク、MMAも怖い、プロレスも怖いと思っているんです。もちろんラウェイを甘く見たり下に見たりしている訳ではないですけど、グローブがないから、頭突きがあるからといって特別危ないとは思わないです。」

「MMAで出来なかったことをやれるチャンスですし、表現できなかったところを出すチャンスでもあるかなと。」

「MMAのときからボクは相手をヤる覚悟でやってきましたし、もちろん逆にヤられることもあると覚悟してリングに上がってきたので、それはラウェイだからといって変わらないです。」

「高い技術の試合でも、気持ちが見えない試合ってあるじゃないですか。技術が拙くても気持ちが見える試合もある。ボクは気持ちが見える試合のほうがお客さんに伝わると思っているんで。プロとして闘う以上は、闘う気持ちを伝えることも大事なことだと思っています。」

『(対戦相手は)スゲー強い(笑)』

ラウェイ初参戦の対戦相手となるのはキックボクサー、TY・ウィリアムス。母国ニュージーランドでの1DAYトーナメント優勝やWKBF世界クルーザー級のベルト戴冠の実績のある選手だ。

「(TY・ウィリアムスは)強そうだと思いました、はい(笑)。」

「ただ、これまでボクが闘ってきた選手は皆さん強かったです。例えて言うと、その日のサイコロの目でボクが勝つとか相手が勝つとかありましたけど、これまでと変わらず闘います。」

「試合展開の予想は、フルラウンド引き分けにはならないと思いますね。で、向こうはキックのチャンピオン。ラウェイのルールは寝技が無い競技ですしボクがキックボクシングの闘い方をしたら負けると思います。向こうの土俵なんで。ただ、ラウェイのリングでキックボクシングには無いところを試合に使って闘えればボクがすんなり勝つと思ってます。」

『気持ちが拳に乗れば相手は倒れる』

にわかに盛り上がりを見せる日本の格闘技界。そして33歳となった総合格闘家は何を思うのか。

「UFCとかONEとか、日本の格闘技界も盛り上がってきてますね。世界に出たい選手にとって選択肢が広がって良い時代だと思います。この先どうなるかは分からないですけど。若い選手は自分のビジョンをしっかり持ってセルフプロデュースをしっかりすれば、良い方向に進める時代なのでしょう。」

「僕自身は自分が計画した通りの格闘技人生を歩んでいるかというと全然です。ただ格闘家には『自分が一番強い』とか、多少の自惚れは必要で、ボクも自分が一番強いんじゃないかとは思ってました。デビュー戦で敗けてるんですけど(笑)。」

「今の33歳という年齢は、昔であればベテランの域。ですが自分としては20代のときと比べても今一番コンデションが良いですし、心肺能力も上がってますし今が一番強い、ピークだと思ってます。」

「自分のファイトスタイルとしては、思い切りが良いのかなと。『気持ちが拳に乗れば相手は倒れる』と思ってます!」

「自身の闘いで見て欲しいところは、“覚悟”です。お客さんが見て面白いと思うことをやれると思いますし、それを表現できれば。」

「キックなどの立ち技系でも、プロレスでも、オファーがあればなんでもやります!ボクのことを知らない方も多いと思いますけど試合はハズしません!(笑)ボクなりの、ボクだけのラウェイを表現できれば!」

大会名:LETHWEI IN JAPAN 12 ~勇者の証~ 後楽園ホール
日 時:2019年5月17日(金) 午後6時30分開始

第2試合(83.00㎏契約) 3分4ラウンド 判定なし
TY・ウィリアムス(ニュージーランド)※ラウェイ初出場・キックボクシング戦績 15戦12勝(7KO)3敗
VS
鈴木槙吾(日本:フリー)※ラウェイ初出場・第8代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト